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起業して2ヶ月今のチームメンバーとの出会い、それはTwitterがきっかけだった

起業してから多くの方々はデザイナーやエンジニアの獲得に相当苦労しているという話をいろいろなイベントなどに行くと聞いていたので、CRAERCのチームメンバーも正式に公開した、このタイミングで今のメンバーが集まったきっかけなどを紹介したいと思います。

起業した経緯

まずは、なぜ私がこの撮影機材特化型のシェアリングアプリを作りたいと思ったのか。なぜ撮影機材に絞ったのか等、疑問に思う方も多いと思います。起業に至った経緯、目標なども含めてまずはお伝えができればと。

昨年11月上旬に経験した、自身の体験がきっかけでした。

普段撮影機材を持っていても、趣味の範囲でブログ記事を書くときにしか使っていなかった機材たち。これを必要としていた、若くして独学で学んで動画制作をしていた知人に貸したところ、素敵な映像を作って収入を得ておりました。以下の資料画像を見てもわかる通りですが、日本市場のカメラの購入者特性では9割以上で30代以上の方がカメラ機材(一眼レフ・ミラーレス一眼)を持っているという数値が出ております。さらに近年はスマートフォンが普及して高性能なカメラが搭載されてきたおかげで、コンパクトカメラの売り上げが大幅に衰退し、各社メーカーはスマホでは撮影できないような美しい写真や動画を残せるようスマホとの差別化を図る為、レンズ交換式カメラの高級シフト化を進めているのが現状です。

その一方で、その機材に手が出せない方々がいるのも事実です。30代未満で、学校で写真(スチール)や動画(映画・YouTube)などを学んで、写真編集や、動画編集ができるハイスペックなノートパソコンを買うと、最低でも大体20万〜30万円は飛んでいくことになるでしょう。
自分への投資の為に「クレジットでも作って買ってみたら」とか、「頑張って稼いで買いましょう」ということも言えるかもしれませんが、私自身、ダイヤの原石であろう今後の日本を担う若いクリエーターが機材が無いから作品を作れないという環境に、疑問すら抱くようになりました。

個人でそこそこ高い撮影機材を持っていても、普段あまり利用していない家に眠っている機材があれば、それを次の世代の方々にシェアして「経験」させるというのも一つの手だろうと考えました。学校で写真歴史、映像の歴史、レタッチスキルや撮影のノウハウを学んでも、卒業後に機材がないと今ままで学んできたものが作品としてアウトプットができないのは不条理です。

上記図を見てもわかる通り、30代未満の10%の若い方々に、高額な機材であるミラーレス一眼や広角レンズ、望遠レンズ、スタビライザーなどといった高額な機材に到底手が届かないのはわかることでしょう。正直私も欲しいと思っても、すぐに購入できるものではありません。ただ需要があるのは確かです。

一昔前までは大人の趣味としてカメラを楽しんでいたものが、スマートフォンが普及し、時代も変わりSNSでは「インスタ映え」という言葉が生まれ、動画を撮影して編集までを自分でこなし、YouTubeというプラットフォームへアップして生計をたてる「YouTuber」という言葉が出てきている時代です。

起業してから、撮影機材の市場調査(SPEEDAValuationMatrix)や、シェアリングサービスの特性、どういったシェアリングサービスが現在生き残っているのかを、自分なりに調べてみました。さまざまなシェアリングサービスが出てきている中で、現在も生き残っているのは完全に特化した形のシェアリングサービスがほとんどです。その為、私自身の趣味でもあるカメラや、経験したバックグラウンドを生かして撮影機材特化型のシェアリングサービスで起業することを決めました。

UBERや、Airbnb等、世界中から次々とシェアリングサービスが日本に入って来る中で、日本から海外に出て行ったシェアリングサービスはみなさんパッと思いつきますか?正直私も思いつきません。

一眼レフ、ミラーレス一眼などのカメラは日本の技術力の結晶でもあり、多くの国内のカメラメーカーが、世界のシェアの8割〜9割を持っています。起業してまだ2ヶ月ですが撮影機材に完全に特化したシェアリングサービスを展開していくことで、日本から世界に羽ばたけるようなシェアリングサービスを作っていきたいと考えております。

機会があれば、街で見かける訪日外国人が首から下げているのカメラをチェックしてみてください。ほとんどが日本が誇るカメラメーカーのカメラです。

チームメンバーとの出会い

「現在何名でやっていますか?」、「どうやって現在のチームを作ったんですか?」と聞かれることが多いので、ここで公開しておこうと思います。

アドバイザーとの出会い

弊社のAdviserである稔さんと出会ったのは、仙台からの古くからの付き合いがある共通の知人がいたきっかけから。

彼が東北出身で、またベンチャー専門の法務に携わっていたことを知っていた為、11月にこのビジネスアイデアを思いついた時に、真っ先に彼に連絡をして、11月21日の夜に渋谷の個室居酒屋でこの撮影機材特化型のビジネスアイデアを伝えた。

彼自身もレンタル会社から撮影機材を借りていたりしていて、また私が経験していた職務内容なども分かっていた為、なんらかの形で一緒になにかできればということで、その日は話がついた。起業に関して、資金調達も含め右も左もわからない私に対していろいろなアドバイスをくれる彼には本当に感謝している。誰よりも先に自分のこの起業にかける想いをぶつけて、彼をチームに引き込んだ大きなきっかけとなったのは間違いないと言えるだろう。特にシェアリングサービスは法的な部分で戸惑うことが多い。そこをサポートしてくれる彼の力は非常に大きい。

デザイナーとの出会い

現在HPで公式に公開しているチームのデザイナーは、田中さん、広野さんの2名。起業することを決めてから、彼らとはまったくプライベートの接点はなかった。ではなぜ彼らと接点を持つことができたのか。

それはTwitterがきっかけだった。

田中さんとのきっかけ

この撮影機材特化型のアプリを作るにしても、一人では何年かかるのかわからないだろうと思っていた時に、ふとTwitterで「UI UX」などを検索してきた時に引っかかってきたのが、田中さんだった。Twitterではある程度個人の情報が公開されている、Webサイトを公開している方もいれば作品をタイムラインにアップしてる方も多いので、私のほうでは彼らがなにができてどういった作品を作ってきて、どういった考え方を持っているか等の情報はある程度タイムラインで把握できた。

そこで会社のHPから田中さんへご連絡をして、Facebookで友達申請をし、起業する想いと、何を目指して、田中さんには何をお願いしたいのかを伝えた。AWWWARDS、CSSDA、DAAなどの名だたる賞を取っている彼のサポートは、世界を目指すアプリデザインを実現するには、どうしても必要なメンバーだったので何としてもチームに加入してもらいたかった想いがあった。彼のスキルや人柄、デザインセンスに一目惚れしたといっても過言ではないだろう。

12月4日に資料一式をFacebookメッセンジャーを通して送ったところ、彼からこんな返信が届いた「具体的な資料を共有頂きありがとうございます。まず資料がとても見やすくて綺麗ですね。」非常に嬉しかったのを今でも覚えている。

彼と初めて顔を合わせたのは、年が明けた2018年の1月10日の新宿某所のカフェだった。どういう画面設計で、ターゲットはどういうところで、どういうテイストでというのを話し合った記憶を思いだす。その数週間後、こちらでお願いした期待値以上の作品がデモで出来上がってきたのは正直驚いた。期待値が100だとすると、それをはるかに上回る200や300にして戻してくる、彼のスキルには正直頭があがらない。

広野さんとのきっかけ

彼と出会ったのもTwitter。彼の以下つぶやきがきっかけだった。

その後、Twitter上でメッセージのやり取りを行い、1月12日の午後に「appear.in」でカフェからPC画面で資料を共有してMTGを。おそらく決め手となったのは、意外な共通点から。

広野さん「オフィスってどこですか?」
私「2月1日からなんですが、アークヒルズの16Fなんです」
広野さん「え!?私、前そこに居ました!!」
私「えぇぇぇえ!?」
広野さん「なんか運命を感じます。一緒にやりましょう!」

でチームにジョインしていただきました。こんなこと現実にあるのか!?って思ったくらい、衝撃的な出会いだった会話でした。

エンジニアとの出会い

ウェブの制作などには携わっていたり、自分でも作っていたので問題はないのですが、アプリ開発(実装の部分)となると話は別です。
そこで同じように「アプリ開発」でTwitterで検索したところ、面白いつぶやきをしている方がいました。アプリ開発に関しては全く無知なので、彼のアプリ開発に速攻申し込み!渋谷のカフェでお会いすることに。もちろん彼にも、私はこういうことをしたくて、こうったアプリを作りたいという事業資料を見せて、アプリの作り方を教えて欲しいとお願いしたところ、数日後に逆に彼からぜひジョインさせて欲しいということで、私も快く受け入れました。バックエンドのエンジニアの並木さんも、こもりさんが一緒に連れてきてくれました。

全員と出会うキッカケとなったストーリーですが、いかがだったでしょうか。
メンバーを集めたキッカケも驚くかもしれませんが、CREARCにいるメンバーは全員、私以外は副業で参加しています。週末でのコミットや、夜でのコミットで、昼働いている本業の時間とは別でチームとして参加していただいており、私のやりたいことや会社が目指す未来に共感をしてくれて、自分の仕事以外でチームにジョインしてくれた彼らには本当に感謝しています。みんなありがとう!

「ノリさん、ブッ飛んでますね!」ってよく、言われますが、ちょっとブッ飛んでるくらいが私にとっては最高の褒め言葉だと思ってます。ブッ飛んでなければ今頃も会社員やフリーランスを続けていたかもしれませんし、ブッ飛んだ行動をしなければ、いまのチームメンバーとも出会うことは無かったと思います。

今日はたまたま、Twitter上で「副業を受け入れる会社の話を増やしたい」という投稿を見つけました。

副業を受け入れる会社の話を増やしたい|モリジュンヤ|note

ウチは副業を歓迎している。本業が別にあったとしても、働いてもらって問題ない。むしろ、ウェルカムだ。 会社に就職して、もっと働きたいのに働けていない。もっとスキルを身に着けたい、外では自分はどれくらいのレベルなのかを知りたい。 そんな声を耳にする。大きな会社に就職すると、就業時間も決まっているから、もっと働きたいと思っても会社に許可してもらえなかったりする。 …

チームメンバーを絶賛募集中!

時短OK、リモートOK、週3でのコミットOK!あなたの働き方を応援します。
弊社でも副業・複業を歓迎しております。本業が別にあったとしても、あなたのスキルを生かして一緒に参加して働いていただけることを歓迎したいと思っておりますが、うちは誰でもウェルカムという訳ではありません。チームとの調和を第一に考え、このビジネスに共感いただける方と一緒に歩んでいきたいと思っております。もし、チームへの参加したいという勇気のある方がおりましたら、このHPのお問い合わせからいつでもご連絡ください。弊社でコーヒーでも飲みながら気軽に弊社の将来とあなたの描く未来について一緒に話し合いましょう。

以上、2ヶ月前に起業したスタートアップ企業のチームメンバーを集めた話でした。

CREARC,inc. 代表取締役CEO 2017年のクリスマスに起業。興味があるのはカメラ、Apple製品、DIY、IoTガジェット、最新家電。海外ドラマThe Walking Deadが好き。